消防設備への「点検」と消防「訓練」に対する取り組みは十分でしょうか?下記の記事は万全な「点検」と日常的な「訓練」の重要性を示す一例です。
火災で死者7名、負傷者2名
昨年の1月8日に長崎県大村市のグループホームで火災があったことは、記憶に新しいことと思います。発見が遅れたことが、惨事につながったようです。この施設には、火災警報器やスプリンクラーは設置されていませんでした。
消防設備設置基準の見直し
消防庁では、近いうち安全対策のため法律の見直し(強化・拡大)を(条件によっては設置対象にならない場合があります)実施するようです。既設の建物にも猶予期間を設けて、義務化が予想されます。(簡易スプリンクラー設備、自動火災報知設備、火災通報装置など)
コストか、人命か
小規模のグループホームには、大がかりな消防設備を導入することは、ちょっと負担が大きすぎる、という意見もあります。でも、「やれること」あるはずです。1月の火災をきっかけに、そういった議論が急増しています。
まずは、消防設備の「点検」。そこから始めましょう。これは本来、法律で義務化されているものです。そして、実行していない施設が多い、という実態があるのも事実なんです。
やれることからやる。大切なことだと思います。